|
★1969アカデミー賞 国際映画賞ペルー代表作品
★1970シカゴ国際映画祭 最優秀作品賞
結婚を機に首都リマを離れ、ジャングルの開拓者となった家族の物語。入植時の苦悩や役所との対立など、若い夫婦と幼い息子の暮らしに次々とトラブルが降りかかるが・・・。ペルー社会の問題と矛盾を静かに描く。
1970年に日本で初めて公開されたペルー映画。2023年の監督生誕100年を機にデジタル化。
※製作当時のマスターに起因する映像の乱れ等がございます。
|
★2016 リマ映画祭 観客賞/最優秀主演男優賞
★2016 プンタ・デル・エステ映画祭 最優秀主演女優賞
★2017 グアダラハラ国際映画祭 イベロアメリカ部門最優秀監督賞
ジョエル・カレロ監督が描く「記憶の映画三部作」の第一部。離婚届にサインするために元ゲリラ戦士の2人が19年ぶりに再会した。それぞれの生活について語り合う中で、愛し合い、政治活動に明け暮れた過去や愛し合った記憶をよみがえらせていく。
|
20年ぶりに故郷のペルーに海外から帰国した女性のアレハンドラ。帰国後、死亡したと思っていた父親がゲリラ組織の一員であったために投獄されていることを知る。アレハンドラは、3歳だった自分を捨てた父親がどのような人物だったのかを知りたいと思い始める。そして、故郷やルーツ、アイデンティティを再発見する旅に出る。
|
★2022 ウッドストック映画祭 正式出品
★2022 ブエノスアイレス国際映画祭 正式出品
卓越した女性ヒーラー、ママ・イレーネの軌跡を描く。84歳を迎えた今もなお、彼女は消えゆく危機に瀕する先住民の叡智と伝統を実践し続けている。本作は、失われつつある知恵を記録するだけでなく、女性の力の物語であり、母なる大地と共に生きる尊
き道への讃歌でもある。
|
ペルーの文化は、水と大地への畏敬の念を基礎に築かれてきた。海辺の街、山岳地帯、アマゾンの密林――それぞれの地に暮らす人々は今も尚、水と深いつながりを持ちながら日々を営んでいる。彼らにとって資源以上の存在である「水」の意味とは。ペルーの人々の水とともにある暮らし、そしてその根底に流れる精神性を豊かな映像美とともに映し出す。
![]() |
★2018 DAFO ドキュメンタリー制作奨励賞
ペルー北部沿岸で育まれる3つの物語を通じて、限りある中で懸命に生きる人々の姿を描く。古代から続く漁の営みのなかに映し出される人間の犠牲、忍耐と脆さが静かに紡がれていくビジュアルドキュメンタリー。
ドクペルーが福岡滞在時に制作した100年以上使われる木樽で再熟成される醤油をテーマにしたドキュメンタリー映画『おしょうゆ物語』(2025年/20分)を同時上映。
![]() |
ペルーで文化功労章を受賞したことがあるケチュア語ロック&ブルースバンド「Uchpa(ウチュパ)」のリーダー、フレディ・オルティスの再会の旅を描く。警察時代の記憶からウチュパ結成の秘話を同級生やメンバーの証言で辿る。ワイノやハサミ踊りといったアンデス音楽を西洋音楽と融合し新たなサウンドが生み出される。やがて音楽は、彼自身の過去におった心の傷を癒していく。
![]() |
★2023 Florianópolis Audiovisual Mercosur映画祭 最優秀作品
★2023 Festival de cine del Mar 最優秀ドキュメンタリー観客賞
★2023 マラカイボ映画祭 最優秀長編ドキュメンタリー賞
★2023 プーノHanan映画祭 国内長編ドキュメンタリー賞
1980年代初頭、センデロ・ルミノソはペルー高地のワリャ地区を初期の「解放」地帯の一つとした。ワリャは、ゲリラ運動の支援拠点になったことで、すぐに高い代償を払うことになる。暴力の終息から30年後、住民は沈黙を破り、今もなお続く痛々しい過去について語りだした。追悼のための記念碑を作り、記憶に向き合うことの意義をみつめていく。
![]() |
★2024 Voces Contra el Silencio HHRR Film Festival 作品賞
★2024 ワヌコ映画祭“Cinema Goes to School”部門 最優秀作品賞
ペルーの高地に住む教師のワルテルは、廃材を集めて女の子のロボットのキピを作った。新型コロナウィルスのパンデミックによって、多くの生徒は学校を辞めそれぞれの村に帰っていた。ワルテル先生はキピと共に各地域を訪れ、学びを届けるプロジェクトを開始する。キピと子どもたちが一緒になって文化を学び合う姿を描く。
![]() |
★2021 SFロンドン映画祭 最優秀作品賞
★2022アカデミー賞 国際映画賞ペルー代表作品
★2022ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭 最優秀女優賞
ホームレスの女性マルタは、ある日一匹の蟻と出会う。蟻に自分の境遇を見いだし、生活を共に
することに。彼女の目に映る世界は、懐かしい思い出や幸せへの道を遮る悪魔的存在で溢れてい
た。そこに、“機械仕掛けの天使”が現れ彼女を導いていくが・・・。孤独に暮らす老婆の姿を
全編セリフなしで描くファンタジー
![]() |
★2019 ベルリン国際映画祭 ジェネレーション14プラス部門出品
★2019 リマ映画祭 正式出品
ペルー北部の鉱山地帯。熱帯雨林の間をアマゾン川がゆるやかに流れいく。実際の証言に基づき、ある10代の少女が閉塞した村の暮らしから脱出しようとするも失敗し、やがて売春を強いられるまでの過程を、ドキュメンタリーとフィクションを掛け合わせて再現していく。名もなき少女の奪われた声とアイデンティティ、そして尊厳の回復を描く。
![]() |
日本人がペルーに移住してから約125年。日系人がペルー人へ与えたアイデンティティへの影響は大きく、特にペルーの食文化の中に強く現れている。ペルー発祥の“日系料理”は “ニッケイ(Nikkei)”という言葉を象徴する存在となり、国際的にも高く評価されている一皿一皿にアイデンティティを込めながら、その変容を今まさに体現している人々の視点を通して、単なるフュージョンを超えて文化として根づきつつある姿を描き出す。
![]() |
★2022 リマ映画祭 観客賞/最優秀作品賞/文化省審査員
★2023 ペルー映画記者協会 最優秀ペルー映画賞/最優秀監督賞/最優秀脚本賞/主演
男優賞/助演女優賞
アンデスの小さな村に住む少年シストゥが、映画の魔法に遭遇する。町の移動映画館で観た映画を村人に伝えようとするが、既に、映画館は移動してしまっていた。シストゥの熱意はある行動を引き起こす・・・。それは、自分たちの演技により、自分たちの文化を、ほかでもない自分たちの言語で語ることになる。
上映期間 | 8/30(土)~9/12(金) |
---|---|
当日料金 | 一般:1,600円/大学・高校:1,300円/シニア:1,200円/3歳~小・中学生・障がい者:1,000円 |