奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival Vol.3

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上映スケジュール

 

『赤い唇』※日本初公開

©Films Sans Frontieres

舞台はベルギーの港町オステンドのホテル。宿泊した新婚夫婦が謎めいた優雅な伯爵夫人に出会ったことから引き込まれていく禁断の世界を奇妙で、奇想と恐怖、独特のエロテイシズム描写で、”『血とバラ』以来のアーティ スティ ックな吸血鬼映画”(ニューヨーク・タイムズ)と評価された。。ヨーロッパでは怪奇幻想映画の巨匠として知られるハリー・クーメル監督の代表作で、ルイ・マルなどはその独自の耽美的映像力を高評価。主人公エリザベート伯爵夫人を演じるデルフィーヌ・セイリグの銀色に輝く美貌とエレガントで霊感に満ちたミステリアスな妖しさに酔いしれる。

 

監督 ハリー・クーメル
出演 デルフィーヌ・セイリグ/ダニエル・ウィメ/ジョン・カーレン/アンドレア・ラウ
作品データ 1971/ベルギー=フランス=ドイツ合作/100分/カラー

 

『赤い影』

©Tamasa Distribution

愛娘クリステインを水難事故で亡くしたバクスター夫妻は仕事で訪れたヴェネチアで老姉妹と邂逅する。盲目の妹ヘザーには霊感があり、赤いレインコートを着たクリスティンが夫のジョンの身が危ない、、と警告してると告げたことから事態は予期せぬ方向に進んでいく…。”家

 

族の悲劇から恐怖の悪夢へ”映像の魔術師ニコラス・ローグのカルト・サイコスリラーでイギリス映画人150人が選ぶ<イギリス映画ベスト100>(Time Out London)の第一位に選出されている。

 

監督 ニコラス・ローグ
出演 ジュリー・クリスティ/ドナルド・サザーランド
作品データ 1973/イギリス=イタリア合作/110分/カラー

 

『デッド・オブ・ナイト』

©Ealing Studio

イギリスの代表的な監督4人が演出した5話から成るホラーアンソロジーの古典。互いに見知らぬ人たちのグループが理由もわからぬないまま田舎のコテージに集められる。幻想と悪夢が支配する中、一人ずつ自らの恐怖の体験を語り始める…。うち2つの物語”鏡の話”と”腹話術士”の物語が傑出している。未だ色褪せない影響力を持つこのホラー古典はスコセッシが選ぶ“”映画史上最も怖い11作品”の5位に選出されている。

 

 

監督 チャールズ・クライトン/ベイジル・ディアデン/アルベルト・カルバカンティ/ロバート・ハーメル
出演 マイケル・レッドグレーヴ/サリー・アン・ハウス/ベイジル・ラドフォー
作品データ 1945/イギリス/103分/モノクロ

 

『恐怖の足跡』 

©Harcourt Producrions

自動車事故で唯一生き残った主人公メアリーが体験する恐怖の白昼夢の不条理譚を大胆な手法で作り上げた怪奇幻想カルトホラー。原題タイトル、Carnival  of Soul(魂のカーニバル)の如く、メアリーの揺れ動く魂が驚きの結末まで輪舞し、そして彷徨っている。3万ドルの制作費と3週間で製作されたこの映画はロメロ、リンチなど多くの監督に影響を与えたことで知られる。

 

 

 

監督・制作 ハーク・ハーヴェイ
出演 キャンディス・ヒリゴス/フランシス・フェイスト/シドニー・バーガー
作品データ 1962/アメリカ/78分/モノクロ

 

『銀河』

©Tamasa Distribution

スペインの聖地サンチャゴを目指す巡礼者ピエールとジャンのの前に現れる、死の天使、狂った司祭サド侯爵などの奇々怪々な人々。鬼才ブニュエルが神なき世界を風刺した渾身の奇怪作。娼婦マリア役で『赤い唇』のデルフィーヌ・セイリグが出演している。

 

 

 

 

 

監督 ルイス・ブニュエル
出演 ポール・フランクール/ローラン・テルジェフ/アラン・キュニー/ミシェル・ピコリ
作品データ 1966/フランス=イタリア合作/97分/カラー

 

『アルチバルト・デラクルスの犯罪的人生』

©Films Sans Frontières

殺したい女を殺そうとするたびに失敗し、ところがその直後、その女は別の理由で死んでしまう。そして同様のことがまた起きる。偶然の積み重ねで、殺人犯になることのできない男アルチバルトはフラストレーション解消のためにマネキンに火をつけるのだが…。ブニュエルのメキシコ時代の作品の中でも”最も愛すべき作品”として語りつがれてきた快作。

 

 

 

監督 ルイス・ブニュエル
出演 ミロスラバ/エルネスト・アロンソ/リタ・マセド/アンドレア・パルマ
作品データ 1955年/メキシコ/86分/モノクロ

 

『アントニオ・ダス・モルテス』

©Grupo Novo de  Cinema e TV

1969年カンヌ国際映画祭監督賞・ルイス・ブニュエル賞受賞

灼熱のカオスと静けさの強烈なコントラスト。 荒々しくも繊細な独特の奇想天外なスタイル。ブラジルの白熱の大地が生んだ狂気の作家グラウベル・ローシャが描いた壮大な伝説と神話の世界。ローシャ自身が”私にとって真に映画と言える最初の試み”と語った渾身の力作。

 

 

 

監督 グラウベル・ローシャ
出演 マウリシオ・ド・バッレ/ウーゴ・カルバナ
作品データ 1969/ブラジル/100分/カラー

 

『シッダールタ』

©Winkler Film

1972年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞

ヘッセの「シッダールタ」を『チャパクア』で衝撃のデビューを飾ったコンラッド・ルークスが描いた魂の旅。撮影スヴェン・ニクヴィストが捉えた映像は絶品。

 

 

 

 

 

監督 コンラッド・ルークス
出演 シャシ・カプール、シミ・ガーレワール
作品データ 1972/アメリカ/85分/カラー

 

『黄色の部屋』

©Les Films Osso

トーキー創世期のミステリー。”完全密室物”の古典として名高い原作を見事に映像化したレルビエの力量は高く評価された。

 

 

 

 

 

 

 

監督 マルセル・レルビエ
出演 ローラン・トゥータン/ユケット・デュプロ
作品データ 1930年/フランス/100分/モノクロ

 

『黒猫』

©Universal Pictures

第一大戦後のハンガリーの小さな街を舞台にした怪奇ドラマ。ホラー映画の二大怪優カーロフ=ルゴシの初共演作として知られる怪奇作を撮ったのは低予算早撮り映画の天才エドガー・G・ウルマー。

 

 

 

 

 

監督 エドガー・G・ウルマー
出演 ボリス・カーロフ/ベラ・ルゴシ
作品データ 1934年/アメリカ/65分/モノクロ

 

『呪いの家』

©Paramount Pictures

断崖の上に立つ邸宅が幽霊屋敷であることを承知で購入したリック兄弟。彼らは引っ越した日から奇妙で奇怪な出来事に遭遇する…。恐怖の対象として幽霊を初めて映画に登場させたホラー映画。チャールズ・ラングの撮影が素晴らしい。スコセッシの”ホラー映画11本”では3位にランクされている。

 

 

 

 

監督 ルイス・アレン
出演 レイ・ミランド/ルース・ハッシー
作品データ 1944年/アメリカ/99分/モノクロ

 

『ウイッカーマン final cut』※特別アンコール上映

©2019 CANAL+

行方不明の少女捜索のためスコットランドの孤島に上陸したハウィー警部は捜査に取り掛かるのだが、島はサマーアイル卿(C・リー)が統治するケルト神話に支配された禁断の地だった。『ウィッカーマン finalcut』は『ウィッカーマン』(1973)の製作40周年記念作品としてロビン・ハーディ監督が未使用のフーテージも使用し再編集して完成させた。88分公開バージョン

 

より6分長い。 

 

 

監督 ロビン・ハーディ
出演 エドワード・ウッドワード/クリストファー・リー/ブリット・エクランド
作品データ 2013年/イギリス/94分/カラー

 

上映期間 9/4(土)~9/24(金)
当日料金 一般:1,500円/大学・高校:1,300円/シニア:1,000円
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