脱・東京芸人

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©2023「脱・東京芸人」製作委員会

吉本興業は2011年より、地方創生を目的にした「あなたの街に住みますプロジェクト」をスタート、芸人が全国の街に移住し、地域に密着した活動を行っています。このプロジェクトの一環として「地域発信型映画」もはじまりこれまでに全国で約100本製作して、その内容には一定の評価を頂いています。また、「地方創生」をコンセプトにした「BS よしもと」が2022年に開局し、全国各地で芸人が地方創生に資する新事業を起こしてその模様を追っています。今回の企画は笑いを発信し続ける芸人と共に、これらの企画を複合的に組み合わせ生まれた、新しい形のドキュメンタリー映画です。

ソラシド本坊は、大阪で10年、東京で8年活動したのち、「住みます芸人」として山形県に移住したのが2018年10月、ソラシド本坊が39歳のとき。東京では、生活のために建設現場のバイトに追われた過酷な日々をつづった著書『プロレタリア芸人』(2015年、扶桑社)で注目され、「とにかくバイト生活から脱したいという一心だった」と本坊は言う。

縁もゆかりもない山形に移住し奮闘するなかで、大きな転機となったのはコロナ禍が始まったころの2020年3月、本坊は畑付きの古民家を「月100円」の家賃で借り、独学で始めた農作業の悪戦苦闘の様子をYouTubeで配信し始め、全国的に注目される。

2022年3月に開局したBS よしもとの番組「チーキーズ GoGo!」の企画“住みます!やります!頑張ります!”でもその模様は密着され放送されている 。このドキュメンタリー映画は、芸人が移住しコロナ禍をきっかけに農業をはじめたリアルな姿を繋ぎ、一人の芸人がお笑いと農業に向き合って生きている姿を追った。

東京で生きづらさを感じる人、これからの生き方について考えたい人に、何かのヒントをお届けします。

 

監督・撮影・編集 安達澄子
出演 本坊元児(ソラシド)/宮川大輔/ケンドーコバヤシ/福田充徳(チュートリアル)/水口靖一郎(ソラシド)/向清太郎(天津)/ガリガリガリクソン/いなのこうすけ(ぺんぎん ナッツ)/中村 陽介(ぺんぎんナッツ)/半澤弘貴(バクコメ)/秀作(バクコメ)/お野菜太郎/おかずクラブ/なん だっけいいじま
作品データ 2023年/日本/カラー/105分
配給 吉本興業株式会社

 

 

上映期間 12/23(土)~1/5(金)
上映時間 12:00
当日料金 一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,200円/障がい者:1,000円
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