地球星人(エイリアン)は空想する

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雑誌『週刊JACK』の記者 宇藤信輔は、くだらないネタばかり取材させられる毎日にうんざりしていた。今日も「もっと伝えるべき情報がある」と同僚の璃子に愚痴をこぼすが、上司からはいかにも胡散臭いUFOネタを押し付けられてしまう。

渋々やってきた〝UFOのまち〟石川県羽咋市の宇宙科学博物館コスモアイル羽咋。職員 金丸とマスコットキャラクター 宇宙人サンダーくんに館内を案内されていると、一人の少女がチケットもなく入場していくのを目撃。咄嗟に注意をする宇藤だが、その少女=乃愛は応える。「それって、地球のルールですよね。」金丸とサンダーくんが2人の間に入り事態は落ち着くが、宇藤の心には乃愛に対する違和感が芽生えるのだった。

今回取材するのは、羽咋市内に住む大学生 東條が「UFOに連れ去られた」と証言している事件だ。彼曰く、森の中で青い光を見た後気を失い、約1kmも離れた畑で目を覚ましたという。さらに青い光の周辺には巨大なミステリーサークルも残されており、金丸は「これはエイリアンアブダクションだ」と宇藤に力説する。

半信半疑のまま調査を始める宇藤だが、監視カメラの映像や周辺住民の目撃情報など事件を裏付ける証拠が揃っていくばかり。羽咋市に江戸時代から伝わるUFO伝説〝そうはちぼん〟やそれを信仰していた宗教の噂、そして「過去にもUFOに連れ去られた事件があった」との証言も飛び出し、事件は混沌を極めていく。

そんな中、宇藤は乃愛の描いている絵がミステリーサークルに酷似していることを掴む。なにや
ら情報を隠しているらしい彼女に近づこうと画策する宇藤だったが、その様子に遠くから目を光らせるひとつの影があった…。事件と乃愛の関係は? UFOは、宇宙人は本当に存在するのか? そして宇藤はこの事件の先に何を見るのか…?

 

 

監督・脚本・編集 松本佳樹
出演 田中祐吉/山田なつき/アライジン/中村更紗/村松和輝/星能豊/ひろえるか/小夏いっこ/町田英太朗/大城規彦/西村優太朗/西よしお/八野田秀平/濱田良男/藤えりか/藤澤克己
作品データ 2023年/日本/99分/シネマスコープ/DCP
配給 工藤憂哉

 

 

 

 

 

 

上映期間 5/11(土)~5/24(金)
上映時間 未定
当日料金 一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,200円/障がい者:1,000円
特別鑑賞券 1,500円 5/10(金)まで販売 ※WEB予約ではご利用いただけません。
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