2016.03.25
何とも言えない懐かしさを醸し出す看板は、この2月に秋田県横手市の、あきた十文字映画祭で使用されたものです。
看板を描いてくださった方は、地元で看板店を営む佐々木喜代治さん。
現在77歳です。
今年で25回となるこの映画祭の名物ともなっている看板制作を当初から
無償で制作してくれています。
今年も10作品の看板を手掛けてもらいました。
地元の映画館の看板描きから始まりそのキャリアは50年になります。
「映画祭は十文字の名を広く伝えてくれる住民の誇り。陰ながら自分の仕事で後押しできて生きがいですよ」と語ってくれます。
映画を観た多くの人が、映画とともにこの看板の温かさにふれてほしい
ものです。
横手市観光おもてなし課 佐々木寛己