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昨年、大好評だった第1回に続き、モンゴル映画を上映する「日本モンゴル映画祭」の第2回開催が決定いたしました! 第2回のテーマは「五感で楽しむモンゴル旅」
日本とモンゴルには、多くの共通点があります。同じ北東アジアに位置すること、天や山や大地など大自然に宿る神を敬う精神、そして映画や音楽など独特なカルチャーが活発に生まれていること……。 しかし、日本で得られるモンゴル情報は限られており、日本人が思い浮かべるモンゴルのイメージは「草原」「馬」「相撲」といった画一的なものにとどまるのが現状です。一方モンゴルでは、アニメや映画、ドラマ、音楽など日本のカルチャーが広く親しまれており、日本文化への関心が高い国です。
本映画祭は、モンゴル映画を通して、日本とモンゴルの「知られざる今」をつなぐ文化的な架け橋となることを目指しています。草原で家畜と共に生きる遊牧民の喜びと悲しみ、ウランバートル郊外のゲル地区でヒップホップに希望を見出した若者の燃えるような生きざまなど、日本にいる私たちにとって“新しい発見”や“刺激に満ちた世界”をお届けします。

1910年、満州人による清朝支配下にあったモンゴル。遊牧民のモンゴルは、領主の娘セルチマーと運命的に恋に落ちる。しかし、彼女の父である領主はモンゴルに罪を負わせて断罪し、彼の人生を引き裂き、愛も、誇りも、未来さえも奪い去る。すべてを失ったモンゴルは、裏切りと欺瞞が渦巻く世界へと踏み出す。生きのびるためだけではない。正義を取り戻すために……。その過酷な旅路のなかで、彼の闘いは沈黙していた民の心に火を灯し、希望と結束を呼び覚ましていく。
| 監督・脚本 | アムラ・バルジンヤム |
| 出演 | アムラ・バルジンヤム/ ソロンゴ=ウヤンガ・トゥムルスフ/ナイダンドルジ・チョインホル |
| 作品情報 | 2024/モンゴル/155分/原題:MONGOL/(C)KHATANBAATAR Tsedensodnom |
14年間の服役を終えたミャグマルは、罪悪感と病、孤独を抱え、社会から拒まれながらひっそりと生きる。霊柩車の運転手として働き始め、唯一の友は野良犬たちだった。あるとき彼は、盲目の父親を置いて夜ごと街へ繰り出す若い女と出会い、犬が飼い主を求めるように、彼女につきまとうようになる。彼女や若きチベット仏教僧との出会いを通し、彼は再生を模索するが、過去の闇と社会の腐敗がふたたび彼を葛藤へと引き戻す。
| 監督 | ジャンチブドルジ・センゲドルジ |
| 出演 | トゥブシンバヤル・アマルトゥブシン/ ナランツェツェグ・ガンバータル |
| 作品情報 | 2024/モンゴル/138分/英題:Silent City Driver/原題:Чимээгүй хотын жолооч |
バヤンホンゴル県の草原で暮らす夫婦ダワーとザヤと4人の子どもたちは、出産期を迎えた家畜の世話で忙しい。ある晩、ダワーは狼を警戒して家畜を見に行くが、そこには何もいなかった。
ところが運命の日、激しい砂嵐が襲い、家畜の半数が命を落とす。深い悲しみのなか、一家は都市へ移住することを決断。ダワーは愛馬を手放し、定職に就いて働き始めるが……。2026年アカデミー賞オーストラリア代表作品に選出されたハイブリッド・ドキュメンタリー。
| 監督 | ガブリエル・ブレイディ |
| キャスト | ダワースレン・ダグワスレン/オトゴンザヤ・ダシゼヴェグ |
| 作品情報 | 2024/モンゴル・ドイツ・オーストラリア/96分/ 原題:The Wolves Always Come at Night/(C)Michael Latham |
1999年、民主化後のウランバートル郊外で、3人の青年が「TATAR」というヒップホップ・グループを結成した。彼らの音楽は、人生における苦難や、社会の厳しい現実を表現する声そのもの。
対立するギャング「クバナ」との争いは、音楽を超え、正義、野心、友情をかけた現実の闘いへと発展する。幅広い年代から愛される大人気グループ誕生の裏に秘められた実話をもとに、闘争と絆、恋、そして成り上がりの物語が描かれる。
| 監督 | バトデルゲル・ビャンバスレン |
| 出演 | ガンバト・ダムディンプレヴ/ スミヤドルジ・フセルバータル/トゥヴシン・ナランバータル |
| 作品情報 | 2025/モンゴル/113分/原題:TATAR |
愛のない家庭から逃げ出した田舎の少年ツォゴは、都会のアパート屋上に住みつく。ミルクを売って食い繋ぎ、絵を描いて空想の世界に浸ることで日々を生きのびていた彼は、隣の建物のさまざまな窓を眺めるうち、孤独な女性の存在に心を奪われ、彼女との間に魂の共鳴を感じるようになる。
ある日、ツォゴはリモコンで隣の建物のテレビを操作することを思いつく。このささやかな「力」に味を占め、他人の人生を操ろうとするが……。
| 監督・脚本 | ビャンバ・サヒャ |
| 出演 | バーサンドルジ・エンフタイヴァン/バヤルマー・ネルグイ |
| 作品情報 | 2013/モンゴル・ドイツ・アメリカ/104分/原題:REMOTE CONTROL (C)Davaanyam Delgerjargal |
ある朝、26歳の作家志望の青年は運命の啓示を感じとり、欺瞞と違和感に満ちた人生を放棄するかのように、自ら「ベッドに寝たきり(Bedridden)」となることを決意する。
心が通じ合わない父、家を出た母……。壊れた家庭に育ち、真の愛を渇望しながら、彼は婚約者に深い結びつきを求める。しかし、思いをうまく伝えられずすれ違う二人に、やがて嫉妬と疑念が生まれる。モンゴルの人気作家G.アヨルザナの中篇小説に着想を得てつくられた作品。
| 監督・脚本 | ビャンバ・サヒャ |
| 出演 | バトトルガ・ガンバト/ アリオンチメグ・トゥムルスフ/ドルジスレン・シャダヴ |
| 作品情報 | 2020/モンゴル/115分/原題:Bedridden/© Khangai Boldsaikhan |
太古の昔から、ハヤブサはモンゴル人の勇気と叡智の象徴。本作は、ウランバートル郊外で妻子と暮らしながら、野生のハヤブサを半年間かけて訓練するバトビレグを追ったドキュメンタリー。モンゴルに古くから伝わる鷹狩り文化を復興させ、ハヤブサの価値を社会に伝え、自然保護の思想を継承しようとする彼の前に、数々の困難が現れる。法律に従うべきか、伝統文化に忠実であり続けるべきか、二重の選択を迫られるが……。
| 監督・脚本 | エンフバヤル・バター |
| 出演 | バトビレグ・エルデネジャルガル |
| 作品情報 | 2025/モンゴル/60分/原題:Шувуулахуй/©NOISE ART MEDIA |
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〔主催〕日本モンゴル映画祭実行委員会/株式会社マグネタイズ/株式会社NOMADZ
〔共催〕株式会社東京企画/株式会社リブ
〔助成〕アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
〔協賛〕株式会社グランマーブル
〔協力〕大阪アジアン映画祭/合同会社K-zone/新宿モンゴル料理モリンホール屋
〔後援〕駐日モンゴル国大使館
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| 上映期間 | 3/14(土)~3/27(金) |
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| 当日料金 | 一般:1,800円/大学・高校:1,500円/シニア:1,200円/3歳~小・中学生・障がい者:1,000円 |
| 特別鑑賞券 | 3回券3,900円 数量限定販売予定 ※無くなり次第終了 ※ネット予約にはお使いいただけません |