『アナザサイド サロメの娘 remix』『DUBHOUSE:物質試行52』

movie info

「音から作る映画」とは、映画制作の通常のプロセスを逆転して、音(サウンドトラック)から映像へ制作する前代未聞のプロジェクト。しかも、ライブ・パフォーマンスと映画制作を往還しながら、まるで音楽のように作品を次々生み出し、デジタルになった映画の可能性、新たな地平をきりひらこうとする異才・七里圭監督の野心的な試み。

このシリーズ最新作「アナザサイド サロメの娘 remix」と、そのプロジェクトに先立つ2012年に発表された35㎜フィルム作品「DUBHOUSE:物質試行52」を併映。もはやクラシックとも言える、美しいフィルムの闇と光を表現した短編映画とともに、電子音楽の俊英、稀代のダンサーなど多彩なアーチストとコラボレートしたデジタル前衛劇映画を、ふり幅広く二本立て上映する。

 

 

『アナザサイド サロメの娘 remix』

アナザサイド サロメの娘 remix

『サロメの娘 アナザサイド in progress』あれから、100年以上が過ぎたらしい。

不在の父をめぐる娘と母の記憶の物語。

 

 

 

 

監督 七里圭
出演 長宗我部陽子/黒田育世/飴屋法水/工藤美岬/山形育弘/黒川幸則
声の出演 青柳いづみ/原マスミ/sei/山崎阿弥
作品データ 2017年/日本/80分/HD
配給 charmpoint

 

『DUBHOUSE:物質試行52』

dubhouse

2010年国立近代美術館における建築家・鈴木了二のインスタレーション「物質試行51DUBHOUSE」の記録映画。建築が生み出す闇を捉えるという当初の意図は、翌年311日の出来事により決定的な変化を被る。

七里は、展示作品を撮影した光の部分と同じ時間の闇を冒頭に置き、その中に鈴木が描いた被災地のドローイングを沈ませた。映画館は、闇を内在した建築である。その闇から浮かび上がろうとする映画は、映画館に放たれる光であると同時に、祈りであるかも知れない。これは、極北のメタ映画であり、歴史的出来事への応答でもある。

 

監督 七里圭
共同監督 鈴木了二
作品データ 2012年/日本/16分/35mm
配給 charmpoint

 

上映期間 3/18(土)~3/31(金)
上映時間 21:00
当日料金 一般:1,800円/大・高:1,500円/シニア:1,000円
特別鑑賞券 1,200円 3/17(金)まで販売
pagetop