『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』

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『ちょっとの雨ならがまん』

chottonoame©2018 P.P.P. project

1970年代後半の東京ロッカーズ以降、より過激な表現を求めて現れた若者たちによるジャパニーズハードコア・パンク。その中でハードコア四天王と呼ばれたギズム、ガーゼ、カムズ、エクスキュート。パンクバンドINU、FUNAを解散後、人民オリンピックショウとして活動していた町田町蔵(現・町田康)。

『狂い咲きサンダーロード』(1980年)、『爆裂都市BURSTCITY』(1982年)を続けて発表しインディーズ映画界の寵児となった石井聰亙(現・石井岳龍)。名だたるアーティストたちが出演し、音楽シーンのみならず世界に影響を与え続ける80年代の日本のハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したのは映像作家の安田潤司、当時21才。

1984年の初公開後、劇場やライブハウスを中心に上映され、延べ50,000人もの観客を動員した。そして1994年を最後に一切の上映をやめビデオ化されることもなく消えた。その後、様々な憶測が飛び交い、上映不可能と言われた伝説のドキュメンタリー・パンク映画『ちょっとの雨ならがまん』が初公開から34年、未公開シーンを追加し現代に蘇る。

 

監督 安田潤司
出演 GAUZE/G.I.S.M./THE EXECUTE/THE COMES/THE TRASH/CLAY/GASTUNK/町田町蔵/石井聰亙/サヨコ(ZELDA)/佐藤幸雄(すきすきスウィッチ)/マサミ
作品データ 1983年/日本/スタンダード/DCP
配給 P.P.P.project/silver gelatin

 

 

『ファー・イースト・ベイビーズ』

feb©2018 P.P.P. project

ジャパニーズハードコア・パンクの黎明期を追った『ちょっとの雨ならがまん』の安田潤司監督が次回作の着想を得たのは、演劇界の奇才・飴屋法水をはじめとするアンダーグラウンドシーンを席巻していたアーティストたちとの出会いだった。

飴屋法水のアートユニット、テクノクラートのマシンと美術家・三上晴子のオブジェが圧倒的な存在感を放ち、映画史上類をみないかたちで現代アートと映画の融合が実現した。

出演に名を連ねるのは、東京グランギニョル、M.M.M.、テクノクラートのメンバーである石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介。ハードコア・パンクバンドG.I.S.M.の横山SAKEVI。頭脳警察のパンタと石塚俊明。そして、飴屋法水とテクノクラートのマシン。登場人物全員が本人として登場し、仮想現実と戯れるように物語が紡がれていく。

【STORY】

東京、ウクレレをかき鳴らしながらシャウトし街を闊歩するウクレレバンドのガソリン兄弟(タナ
ハシ、ウエノ、サノ)。瀬戸内海の島で動物や昆虫の研究に没頭しながら静かな生活をおくる青年・ナルトシ。不気味なマシンが鎮座する施設で生活するアメヤ。ガソリン兄弟の友人・ワクタの宝物、木彫りの「おばあちゃん」が泥棒に盗まれたことでひと夏の平穏な空気は一変する。アメヤのマシンが意思を持つ生き物のようにひとりでに動きだし、ガソリン兄弟とワクタは奇妙な幻想に取り憑かれ、ナルトシとの壮絶な争いが勃発する。

 

監督 安田潤司
出演 石川成俊/棚橋ナッツ/上野仁/佐野秀介/和久田理人/柴崎賀宜/飴屋法水/SAKEVI(G.I.S.M.)/PANTA(頭脳警察)/石塚俊明(頭脳警察)/鈴木源一郎/キース/ショウ/ミズタニモトコ/永福町姉妹/宮崎マサヤ/友谷英孝
作品データ 1993年/日本/ビスタ/DCP
配給 P.P.P.project/silver gelatin
上映期間 8/18(土)~
当日料金 【各作品】一般・大・高:1,500円/シニア:1,000円
特別鑑賞券 1,300円(どちらの作品にもご使用頂けます) 8/17(金)まで販売 2枚購入の方にポストカード2枚セット&缶バッチ(1個)をプレゼント
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