ビハインド・ザ・コーヴ ~捕鯨問題の謎に迫る~

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日本の食文化はなぜターゲットにされたのか?驚きの事実がついに暴かれる!

2010年、日本のイルカ漁を題材にした映画『ザ・コーヴ』が公開され、国内外で大きなニュースになった。その4年後の2014年には国際司法裁判所が『変装した商業捕鯨』であったとするオーストラリアの主張に基づき、日本政府に南極での捕鯨プログラムを停止するよう裁定した。

幼少の頃から親しんでいた鯨料理が食卓から消えるかもしれないという不安に加え、こうした日本を取り巻く捕鯨問題の扱われ方に疑問を持った八木は、記録用のビデオカメラと事実を知りたいという情熱だけを武器に独自の調査を始める。やがて辿り着いたのは舞台となった和歌山県・太地町だった。

スポンサーなし、映画製作経験なし、カメラ技術なし…怪しい英語力で、気がつけば貯金を切り崩し取材を続けていた。4ヶ月にわたる太地での長期滞在の末、高齢の元捕鯨師や町長を含む現地の人々の貴重なインタビューを撮影。

また『ザ・コーヴ』の監督ルイ・シホヨス、同作品の主演であるリック・オバリにも取材を行い、双方の主張をカメラに収めた。さらには毎年入るか漁の時期に太地でキャンプしている反捕鯨活動家たちからも話を聞き、さまざまな立場からこの問題に関係する人々を追っている。

そうして問題を掘り下げていくうちに、八木は政治的な捕鯨論争の裏にある、これまで決して一般には知らされていなかったより大きく不可解な側面に気づいたのだ。『ザ・コーヴ』よりもっと大きな何かに…。

 

監督・撮影・編集 八木景子
出演 太地町の方々/ルイ・シホヨス/リック・オバリ/IWC日本政府代表/水産庁漁業交渉官/シーシェパードのリーダー/TV番組「鯨戦争」元カメラマン/オスロ大学生態学教授/ドルフィンプロジェクトのメンバー/歴代IWC代表陣/捕鯨関係者
作品データ 2015年/日本/107分/日本語・英語字幕/HD
配給 合同会社八木フィルム
備考
上映期間 1/30(土)~3/11(金)
上映時間 10:30
当日料金 一般:1,800円/大・高:1,500円/中・小・シニア:1,000円
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